起源

肉を焼いて食べるという世界の各地に存在する基本的な調理法である為に、起源には様々な説が存在する。2001年のNHK人間講座で「焼肉は韓国文化と思いがちだが、戦後の日本が生んだ食文化である」と放送されたように、焼肉の起源は(その成立過程に西欧・朝鮮の影響が少なくないとはいえ)日本であると考えられている。別冊BUBKA2006年7月号33ページに「焼肉」の起源は日本であるが、日本発祥といえども始めたのは朝鮮人であるという記事が掲載された。戦前に捨てるか肥料にするかしていた臓物肉を朝鮮人女工がもらってきて焼いて食べたのがホルモン焼きの始まりであり、ホルモンを焼いて食べる習慣は朝鮮にはなく、ホルモン焼きは日本で始まったとしている。そして戦後、ホルモン焼きの屋台が「ホルモン屋」や「朝鮮料理屋」という名称になって行く中、新宿にミノやセンマイといったホルモンだけでなくロースやカルビなどの精肉を用いる店が出来る。この在日朝鮮人女性が経営する明月館が焼肉の祖であるとしている。さらに同誌では、「焼肉」と呼称するようになったのは1965年に日韓基本条約が結ばれ、韓国籍に移る者が増え、在日朝鮮人の主張した朝鮮料理屋と在日韓国人の主張した韓国料理屋との呼称論争を収拾する案としてプルコギを直訳した「焼肉」が用いられることとなったのだとの記事が掲載された。もっとも、「焼肉」という語は夙に仮名垣魯文の『西洋料理通』(1872年)にバーベキューの訳語として使用されており、朝鮮料理の「焼肉(プルコギか)」としても張赫宙の『権といふ男』(1933年)という小説に登場しているので、同誌の主張は明らかに無理があるとする主張がある。

最も一般的な説では江戸時代ももんじ屋などでひっそり続いていた焼肉文化が明治維新後に西欧のバーベキューの影響を受けて変化し、更に戦後朝鮮(韓国)料理のブルゴギの影響をも受けて変化したのが現在の日本料理の焼肉であるとされている。


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